ベスト・キッドは原題がThe Karate Kidという名前で、1984年に公開されました。
その後、リメイク作品として2010年にも発表されています。
こちらは、ミヤギさんをジャッキー・チェン、主人公のドレ・パーカーをジェイデン・スミス(ウィル・スミスの子)が演じる事で話題になりました。
今回、自分が見たのは1984年に制作されたベストキッドです。
その中で、ビジネスに繋がるミヤギ師匠の名言が数多くあったので記事にまとめてみました!
弟子は師の鏡
これは、主人公であるダニエルをいじめていたコブラ会の生徒達をみて言ったミヤギ師匠の言葉なのですが・・・
ネットビジネスやコンサル業界に当てはまる名言だと思いました。
20万円~30万円の高額のコンサルや塾を募集しておきながら、中身がないケースが多いと受講生やクライアントのから聞いた事があります。
実際に、コンサルを受けた人がまた同じように高額なコンサルや塾を主催されているケースが多いようです。
ベストキッドの中では、暴力という形でしたがネットの世界では、搾取という形に変えていることを感じました。
弟子や教え子をどう育てたか?
これが師の責任として自覚しなければと思いました。
ミヤギ師匠もベストキッドの中で、弟子であるダニエルさんが常に自分の鏡である事を意識していたように感じました。
この考えを広げれば師弟関係に限らず、全ての人間関係にあてはまるのかもしれません。
自分が魅力を感じる相手は、全てが自分の鏡といえると思います。
例えば、『コピペだけで簡単に稼げる』という謳い文句に魅力を感じるとしたら・・・
相手に対して価値を提供する事なく、自分が簡単に稼げれば良いと考えているからです。
まさしく、類は友を呼ぶという事ですね!
ミヤギ師匠と弟子に見る信用と信頼の違い
ミヤギ師匠は自分が空手をやっている事は伝えずに、ダニエルがいじめられている時にはじめて空手を使い助け出します。
実は、その前にも自転車を修理してあげたり盆栽をあげたりと『与える』事に徹していました。
相手に与える事の重要さをミヤギ師匠から学びました。
その後、ダニエルがミヤギ師匠のもとで空手の修行をはじめるワケですが・・・
- クルマのワックスがけ
- 壁のペンキ塗りなど
一見すると雑用ばかり・・・
あまりにも雑用が続くので不満が爆発し、ミヤギ師匠にこんな雑用にどんな意味があるのかを問い正すシーンがあります。
そこでミヤギ師匠は、空手の動きにどのように役立つかを伝えたのですが、この時が『信用』から『信頼』にかわった瞬間だと感じています。
- 信用とは、相手の能力に対しての評価であり人格は関係ありません。
- 信頼とは、相手の人格を含めて信じて頼る事です。
コブラ会(ライバルの所属する空手道場)の師範は、軍隊経験や実績から生徒から信用はされていたと思いますが、信頼はされていなかったと感じました。
ミヤギ師匠は、ダニエルを救う事で信用され実際の修行を通して、ダニエル自身が成長を感じたからこそミヤギ師匠を信頼するように気持ちが変化したんだと思います。
ちなみに、ミヤギ師匠の言葉で印象に残っている名言は下記のとおりです。
- 道を歩く時、右側を歩いても左側を歩いてもOK、しかし真ん中を歩けば車に轢かれてしまう
- バランスの稽古を覚えてるか、バランスは空手だけじゃない人生すべてだ、全てがよくなる
- 人を許す心を持たぬ者は、死ぬよりつらい日々を生きねばならぬ
他にも自分が見逃した名言があるかもしれません!
もし心に残った名言があれば、コメント欄から教えてください。